コロナウィルス感染症や、昨今のウクライナ情勢に伴う物流コストの高騰・物価上昇により、各ブランドの指輪の価格が改定されていることが考えられます。
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幸せを呼び込む誕生石の魅力や種類
各月に割り当てられた誕生石は必ずしも世界共通ではありませんが、その歴史は1912年に米国宝石商組合が定めたことからはじまりました。日本では1958年に全国宝石卸商協同組合が最初に誕生石を指定しています。ここでは日本の組合が定めた基準をもとに、各月の誕生石をご紹介しましょう。
実りの象徴
ガーネットの石言葉には貞操、真実、友愛、忠実の4つがあります。ガーネットと言えば赤色が代表的ですが、その他にも40色以上の輝きを持つ種なのです。
ガーネットは持ち主を前向きにさせて強い意志をもたせ、自信をつけさせてくれる石であり、目的達成に導き願望を実現させる効果があるとされています。また、愛を深め、友情を強くし、さらには媚薬効果もあるとされる、パワーが溢れる石です。
ガーネットの語源はラテン語で「種」という意味「ガラナイツ」だとされています。生命力の象徴として、古くから守護石としても身に着けられてきました。ガーネットを身につけた未亡人は、新たな伴侶を得られるという話も伝えられています。
心の平和の象徴
アメジストの石言葉には、誠実、心の平和があります。淡いライラック、すみれ色、ブドウ色、濃紫色まで幅広い色合いを持ちます。この紫色は、珪素が鉄に置き換わることで発色したもの。
アメジストは持ち主を災いから守ってくれると言われています。また、心配事を取り除き、怒りを鎮めてくれる効果があるとされています。宗教的な場面でもよく用いられることがあり、仏教僧は数珠として、司祭は指輪にして身につけることも多いようです。
枕の下にアメジストを置くと、有益な情報を得られる夢が見られるとも言われています。集中力や直観力を高めたいとき、また瞑想をしたいときにはその手助けをしてくれる石です。アメジストの語源はギリシャ神話に出てくる少女の名前に由来します。
安らぎの象徴
石言葉には、沈着、勇敢、聡明の3つがあります。アクアマリンは基本的には青色ですが、緑がかった青からスカイブルーまで幅広い色相を持ちます。
コミュニケーション力を高め、人と調和したいときには力を発揮してくれます。話を円滑にし、夫婦や恋人を仲直りさせてくれる石です。また、身につけると歌が上手くなるとも言われています。
ヨーロッパでは19世紀頃、恋人同士の定番の贈り物として知られていました。アクアマリンの語源はラテン語で水という意味の「アクア」と、海という意味である「マリン」から成っています。つまり、海の水。人魚が船乗りに恋をして、その涙がアクアマリンになったという説も伝えられています。
富や繁栄を象徴
コーラルは、日本では室町時代にはかんざしなどにして娘に受け継ぐ装飾品として使われていました。生命力を高めるとされることから、出産や産後の回復、旅行のお守りとしても活躍しています。丈夫な体を作り、マイナス思考を取り払ってくれると考えられています。
永遠の絆の象徴
ダイヤモンドの石言葉は、清浄無垢。純愛、純潔という意味も持っています。最も硬い石であり、美しい輝きを放つことから、持ち主に不幸を寄せ付けないとされています。知恵をもたらし、自信を強め、プラス思考にしてくれる宝石です。ダイヤモンドの語源はギリシャ語で、征服されざるものという意味の言葉「アダマス」が起源とされています。仏教の間では愛の神髄とみなされ、世界の文化圏でも清らかさの象徴とされてきました。
結婚指輪に使われるようになったのはビクトリア王朝時代からだと言われており、永遠の愛の象徴として現代まで伝えられています。無色透明のタイプが多く流通していますが、他にも黄色、茶色、ピンク、青色、黒色も存在します。
愛と献身の象徴
石言葉は、幸福、幸運。エメラルドには他にも、癒し、新たな始まり、健康という意味が込められています。宝石の色は薄い緑色から濃い緑色まで。
英知や直感力を養い、精神力を高め、成功や幸せに導いてくれる石とされています。癒しの力もあるので、眼や神経を休め、精神安定剤の代わりにも使われてきました。
エメラルドはサンスクリット語で「緑の石」という意味から成り、古代では豊穣や愛の女神に捧げられていました。身につけているとストレスなどの心身の疲労を取り除くともされ、エネルギーと幸福を人々にもたらし、美しさと若々しさを保つ作用があると言われています。
癒しや生命力の象徴
日本でのジェイドの歴史は縄文時代に遡ります。当時から宝飾品、装身具、勾玉、器、置物など様々な用途に活用されてきました。
他の国では、腎臓結石がジェイドでこすると治せると信じられていた地域もあります。
人を幸せや成功に導くお守りとしてよく使われています。
美と健康、守護の象徴
石言葉は、純粋無垢、健康、長寿、富。パールは貝の種類によってさまざまなものがありますが、アコヤガイのパールが最もよく知られています。代表的な白色の他に、クリーム色、ピンク色、青みがかったグレー、黒などがあります。
身につけることで美しくなるとも言われ、古代ギリシャでは愛の女神、アフロディテの象徴とされていました。女性らしさを高めてくれる宝石でもあり、恋愛成就や家庭の幸福に役立ってくれます。また、予知能力を高め、身近な人の危険を知らせて守ってくれると言われています。
言い伝えによると、「人魚の流した涙」、「月のしずくの結晶」、「稲妻が貝に入ったことで生まれた宝石」と表現されるなど、数々の伝説を持つ宝石です。研磨技術が未発達の時代に、原石のまま使用できるパールはダイヤモンドよりも高価だったと言われています。
安穏や鋭感の象徴
ムーンストーンは女性性を表す月のように、優しくもパワーを秘めており、感情を整えてくれる宝石です。かつてインドでは、ムーンストーンが月光の固まりと信じられており、満月の夜にこの宝石を口にくわえることで、自分の将来の姿を予見していました。月の神であるダイアナが宿る宝石として、旅人のお守りにもされてきました。
勝利や活力の象徴
ルビーの石言葉には、情熱、仁愛、威厳があります。美しい赤色には紫色寄りのものからや朱色に近いものもありますが、最高級と言われているルビーは「ピジョンブラッド(鳩の血)」と呼ばれ、深く濃い透明な赤色をしています。
赤い色から血を連想させる宝石であり、毒薬や流行り病を遠ざけ、血や熱から身を護るお守りとして信仰されてきました。赤色は情熱的な色であることから、嫉妬や懸念、災難を払い、困難に打ち勝つ力を与えてくれるとも考えられています。また、身につけていると恋愛成就にも効果があるというパワー溢れる宝石です。
ルビーの語源はラテン語の赤色と言う意味である「ラバー」に由来しています。太陽のシンボルである赤色に例えられ、世界中で共通して7月の誕生石となっています。
夫婦愛や歓喜の象徴
石言葉には、夫婦の幸福、和合があります。ペリドットは明るい緑色が特徴の宝石で、ローマ時代にはその明るい色が夜でも失われずに見ることができたということから、「イブニングエメラルド」とも呼ばれていました。
陽の力を秘めていることで暗闇に光をもたらす力があると信じられ、太陽神を崇拝していた古代エジプト人には護符として重宝され、王の貢物にもなっていました。
中世ヨーロッパでは十字軍がペリドットを持ち帰ったことから、「十字軍のエメラルド」、「希望の石」と表されていました。持ち主に災難を寄せ付けず、喜びが湧いてくる石だとされています。
ガティブな状態にある人や嫉妬や怒り、恨みを持つ人を癒し、前向きな感情にさせてくれます。また、一目ぼれの宝石として予想外の恋愛をもたらすとも言われています。
家庭円満や安定の象徴
サードニックスの語源はギリシャ語で茶色という意味の「サード」という言葉と、かぎ爪、縞模様という意味の「オニックス」という言葉に由来します。
島根県にある出雲大社のご神体はこの宝石でできているという説もあり、古代から装飾品やお守り、印章に利用されてきたサードニックスは、家庭の運気を上げるだけではなく、災いを避ける魔除けとしても活躍してくれます。
愛情や希望の象徴
サファイアの石言葉には、慈愛、誠実、徳望があります。青紫色が代表的ですが、「パパラチア」と呼ばれるオレンジやピンク色も存在します。また、光を当てたときに6本の光を放つものを「スターサファイア」と呼びます。
サファイアはダイヤモンドの次に硬い石であり、夫婦愛や恋人の絆をより深め、真実の愛や貞節を守る力をもたらすと考えられています。妄想を払拭し、イライラを沈め、知性を増してくれる宝石でもあるので、身につけていると自信がつき、成功するとも言われています。語源はラテン語の青色です。
古くから哲学者や聖人の象徴ともなっていた宝石で、聖職者の指輪などにも使われていました。サファイアの指輪をつけた手で信者に触れると、病を癒し、悩みから解放し、慈愛を与えるとされています。
好転や良縁の象徴
石言葉には、心中の歓喜、安楽、忍耐があります。オパールには虹色の美しい輝きを放つものがあり遊色効果と呼ばれます。
美しさや成功、幸せをもたらしてくれる石であり、才能を開花させ創造性を高めてくれるとも考えられ、古代から幸運のお守りとして身に着けられてきました。
「キューピッドストーン」という別名があるほど、出会いを呼び寄せるパワーがあるとされています。
語源はラテン語で「色の変化を見る」という意味の「オパルス」に由来しています。
浄化の象徴
トルマリンは電気石とあるように、帯電することができて、摩擦によってマイナスイオンが発生します。このマイナスイオンが空気、水、心身のストレスや苛立ちを清めると言われています。身に着けていると精神を安定させ、眠りを深めてくれる宝石です。
宝石として考えられる全ての色が揃っていると言われ、色の違いで別名があるほどです。
語源はスリランカのシンハリ族の「トルマリ」という言葉で、「土でできた小さなもの」という意味です。昔はエメラルドとよく混同されることもありましたが、電気を帯びる性質から、神聖な儀式や病気の治癒に使われてきた古い歴史のある宝石です。
友愛の象徴
石言葉は、友情、希望、潔白。トパーズは淡褐色のものが高品質だとされています。他にもピンクやブルー、無色も存在します。
コミュニケーション力をアップさせてくれる宝石であり、仲間意識や友情を高めてくれると考えられています。持っていると自分の本心に気づき、様々な生活場面で調和をもたらしてくれる石です。
トパーズの語源はギリシャ語で、探し始めるという意味の「トパゾス」。その昔、トパーズの採掘場所である島では、昼間の深い霧のなかで見つけることができなかった宝石が、夜の暗闇に輝いたことによって探し始める手立てになったという逸話から名付けられたとされています。
インドでは傷を癒す治療石として、エジプトでは太陽神のシンボルとして用いられてきました。
活気や士気の象徴
石言葉は友情、輝き、生命力。太陽を象徴する石で、自信や生命力、勇気をもたらしてくれます。シトリンを持っていると心身ともに明るく健康になり、活力が湧くとされています。
シトリンの語源は「シトエン」の果実に由来します。また、ラテン語の「シトラス」だという説もあります。
成功の象徴
石言葉は、成功。大成を願っている人にとって、助けとなってくれる宝石たちです。
ターコイズにはグリーンからブルーがあり、危険から身を護るお守りとして旅の時に身に付けたり、戦の時には盾にはめ込んで利用していました。勇気や行動力も与えてくれる宝石で、その語源はフランス語でトルコの石という意味の「ピエル・ターコイズ」からきているという説があります。
崇高の象徴
ラピスラズリの語源は、ラテン語で石という意味の「ラピス」、あるいはペルシャ語で青や空を意味する「ラズワーズ」から名付けられたと言われています。
地球の文化史においては世界最古とも言われる宝石であり、古代エジプトでは神聖なものとされてきました。世界初のパワーストーンとしても認知されています。
平静の象徴
石言葉には冷静、高貴、空想という意味もあり、願いを叶えたいときに身に着けたい宝石です。
タンザナイトは1967年に発見された宝石であり、20世紀最大の発見とも言われる希少な宝石です。タンザニアで採掘されていることと、その青色がタンザニアの夕暮れの空の色に似ていることから、アメリカの宝石商であるティファニーによってタンザナイトと名付けられました。別名は「ブルーゾイサイト」。
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