コロナウィルス感染症や、昨今のウクライナ情勢に伴う物流コストの高騰・物価上昇により、各ブランドの指輪の価格が改定されていることが考えられます。
最新の情報については公式HPを確認ください。(2022年4月)
ジェイドは「奇跡の石」とも呼ばれていて、指導者に相応しい宝石とされています。そのため名誉や権力が集まりやすく、生まれ持った潜在能力を引き出し、持ち主にチャンスを与えてくれます。
和名である翡翠には2種類あり、硬玉を「ジェダイド」、軟玉を「ネフライト」と称しますが、その総称がジェイドです。鉱物学的には別々の石で、簡単に見分けはつきません。
王族や貴族が身につけていたことで、ステータスの証しとして求められることが多いジェイドについて、以下で詳しく説明してきます。
最大の産地はミャンマー
主要な原産地は、アメリカ(アラスカ・ワイオミング)・カナダ・ミャンマーです。中でも市場に出回るほとんどがミャンマー産です。日本では新潟県や富山県の海岸及び河川の流域で産出されています。
カラーバリエーションは豊富だが定番は深緑
実はジェイドは白、ピンク、紫、青、黄、赤など豊富な色合いがあります。しかし、やはり深い緑をした石が高い価値を持ち、おなじ緑でも半透明の淡い緑(若緑色)~濃い緑(孔雀緑色)くらいまで色味があり、含まれている鉄やチタンなど化合物の割合によって、黒や青になる場合もあります。
ジェイドは中国では古くから「仁・義・礼・智・勇」の五徳が高められると伝えられていて、成功や長寿の象徴としてダイヤモンドと同じくらい価値の高い石となっています。三種の神器である八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)にも使われており、地位の高い人に授けられることから、出世や成功が運ばれてくると言われています。
金銭の循環を良くするのはシトリン
シトリンには金運を上げてくれる力があります。持ち主の目標を達成させてくれるジェイドと合わせると財運をよくすることができるので、起業家におススメの組み合わせです。売り上げ達成、事業資金の適正化など、経営者にとって悩みの種となる会社の数字をいい方向に上げてくれます。
転居や旅行で災いを遠ざけるならラピスラズリ
ジェイドとラピスラズリには、共に厄除け効果があります。大きな環境の変化があるときにこの2つの宝石を持っていると、凶運を知らせてくれる、降りかかってくる災いを遠ざけてくれる、初めて訪れる地でも親切にされるなど、お守りとしての効果を発揮してくれるでしょう。
成功や勝利はガーネット
ジェイドは目標達成に向けて突き進む力を、ガーネットは地道に努力する力を授けてくれます。持っていれば忍耐力や精神力がつきますので、勝負に挑むときの支えになってくれます。受験や就職といったここ一番の大勝負で身につけていると実績や実力が発揮できるようになるでしょう。
ジェイドの硬度は硬玉の場合で6.5~7、軟玉の場合で6~6.5です。傷やひびが入りやすいので、ぶつけないよう十分注意して取り扱うようにしましょう。割れにくさを表す靭性は宝石の中で一番高くはありますが、超音波洗浄機の使用は避ける必要があります。
着色しているジェイドであれば、洗浄などにより周りの色がはがれ落ちる可能性があります。着色していないかどうか良く確かめてから、汚れを落としましょう。汚れの落とし方としては中性洗剤を使う方法があります。ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、絵筆を使って汚れを落とし、よくすすいだ後に布で水分を拭き取りってください。
「硬玉」と「軟玉」の違い
見た目がそっくりの「硬玉」と「軟玉」はどちらもジェイド(翡翠)と呼ばれていますが、化学組成から違う別物になります。広く宝石として価値がつけられているのは硬玉である「ひすい輝石」、ジェダイトの方です。軟玉である「透閃石」、ネフライトはジェイド(翡翠)の偽物と考えてしまう人もいますが、どちらも本物のジェイドになります。
硬玉で最も価値ある半透明のジェイドは「老坑翡翠」
ジェイドは不透明なのが一般的ですが、中には半透明の鮮やかなグリーンをしているジェイドがあります。神秘的なこのジェイドは「老坑(ロウカン)」と呼ばれ、一見してジェイドとはわからないほどの通常のジェイドとは異なっています。
なお、老坑という名はミャンマーの最も古いジェイドの鉱脈という意味でつけられています。ここから最高級品質のジェイドが多くあるので、自然と「老坑翡翠」と名付けられるようになりました。
「羊脂白玉」は軟玉でも硬玉より価値が高い
中国で採掘されるジェイドのほとんどが軟玉なのですが、新疆ウイグル自治区のホータン地区である和田地区の軟玉は、軟玉の中でも硬度が高く高値で取引されています。特に「羊脂白玉」という白くて透明感のある最高級品は、硬玉よりも価値が高くつけられるぐらいです。このような例もあるので、軟玉だから硬玉の偽物であり価値が下がるという見解は持たないほうがいいでしょう。
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