TOP » 【宝石鑑定士から学ぶ】知らないと損!ジュエリーとは » いいダイヤモンドの選び方 » バゲットカットのダイヤモンドの特徴とは
※近年の世界情勢による影響について

コロナウィルス感染症や、昨今のウクライナ情勢に伴う物流コストの高騰・物価上昇により、各ブランドの指輪の価格が改定されていることが考えられます。
最新の情報については公式HPを確認ください。(2022年4月)

バゲットカット

バゲットカット

シャープな印象でスッキリとしたカット

イタリア語の「bacchetta(棒・杖)」から名前を取ったバゲットカットは、スマートな長方形が印象的。カット面はおおよそ20面で、縦のラインが際立つデザインです。

宝石の原石のなかには、はじめから長方形の結晶を持つものも少なくありません。このような宝石に施すカット方法としても、バゲットカットは適している言えるでしょう。類を見ない特徴的な形状は、シャープで知的な印象を演出してくれるはずです。

バゲットカットの特徴

エメラルドカットとの違いは角の有無

エメラルドカットはその名のとおり、エメラルドにしばしば使われるカット。バゲットカット同様、長方形のフォルムが特徴です。バゲットカットもエメラルドカットも、外周から中央まで、長方形の面が平行なステップ状に並ぶようカットされます。両者の違いは「ジュエリーの角を落とすか、落とさないか」。角を落とすエメラルドカットに対してバゲットカットは角を残すため、よりシャープな印象になります。

テーパードバゲットでジュエリーに広がりを

テーパードバゲットとは、バゲットカットのジュエリーの片側が細くなっているデザインを指します。非常に細長い台形のような形をしており、通常のバゲットカットよりも動きがあることで、個性と洗練された印象をプラス。たとえば扇状にジュエリーを並べたい場合などは、テーパードバゲットカットが適していると言えるでしょう。

メインの宝石をそばで彩るカット

角を落とさない長方形のバゲットカットは、複数を並べて利用されることでも魅力を放ちます。メインとなるジュエリーを彩るサイドストーンとして利用されたり、複数のバゲットカットダイヤモンドを並べてエタニティリングにしたりといった使われ方が多いでしょう。このためバゲットカットは、往々にして比較的小さめのストーンに採用されます。

バゲットカットが映える国内のジュエリー

Solo Tear Stuby Ring

TANZANITE &  DIAMOND RING)
引用元:アーカー公式サイト(https://www.ahkah.jp/)

二つのダイヤが輝くリング
メインの石に、約0.15カラットのバゲットカットダイヤモンドをセッティングした婚約指輪です。周囲を飾るバゲットカットのシャープなきらめきが、メインのダイヤモンドの華やかさを引き立てます。あえて異なる輝きのカットを採用することでデザイン性がアップ。クラシカルな印象を持ちながらも個性を感じさせる、ファッショナブルに着けられるリングです。

バゲットカットのジュエリーはこんな方におすすめ

バゲットカットは、小粒のジュエリーに施されることの多いカット方法です。もちろん、メインとなる大きめのジュエリーに対して使われることもありますが、やはりサイドストーンやエタニティリングとして目にする機会のほうが多いと言えるでしょう。そのため婚約指輪や結婚指輪、結婚10周年の記念指輪など、人生の節目となるシーンにそっと寄り添うリングにはぴったり。スマートさやシャープな印象のリングを探している方はチェックしてみてください。

あなたのこだわりが叶う国内ジュエリーブランドをPickUp!

買っても後悔しない
ジュエリーブランド4選

※下記掲載の4ブランドは公式サイトにリンクしています。