コロナウィルス感染症や、昨今のウクライナ情勢に伴う物流コストの高騰・物価上昇により、各ブランドの指輪の価格が改定されていることが考えられます。
最新の情報については公式HPを確認ください。(2022年4月)
エメラルドのために生み出された特別なカットが、エメラルドカットです。エメラルドには、インクルージョンが多く欠けやすいという特徴があります。そのため、カット時に極力圧力をかけず、欠けが起こらないようにする必要があり、エメラルドカットが生み出されました。ただし、現在はカット技術が向上したことで、欠けの心配はそれほど大きくなくなりました。エメラルドカットは、今ではデザインのひとつとして、エメラルドを含むさまざまな宝石に施されています。
素材の良さを生かしたカット
エメラルドカットは、光の入り方を重視するブリリアントカットとは異なり、エメラルドのグリーンカラーなどの「宝石そのものの美しさや色」をよりしっかりと感じ取れるカット方法です。その秘密は、カット面が比較的大きいこと。ただし、その分、宝石の良し悪しもわかりやすくなります。宝石そのものの質が美しさを左右するカット方法だと言えるでしょう。
耐久性の高い実用的なカット
宝石にとって、欠けは致命的な欠陥につながります。欠けの原因となるのは、宝石の鋭角な角や多面的に作られる多数のカット面。エメラルドカットでは、カット面をそれほど多く作らず、平面的な構成にすることで、このような欠けのリスクを低減しています。思い出のジュエリーを長く使い続けたいという場合はエメラルドカットがおすすめです。
透明度とバランスが見た目のポイント
エメラルドカットは、ジュエリー自体の美しさを感じやすいカット方法です。しかし、その分、高品質なジュエリーを選ぶ必要があるとも言えるでしょう。透明度が高く、不純物が極力入っていないものを選ぶことが大切です。ダイヤモンドの場合、「クラリティ」という要素で透明度を知ることができますから、チェックしてみてください。また、全体のバランスや対称性も大切です。
Pt ダイヤモンド リング エメラルドカット
シンプルなエメラルドカットの大粒ダイヤモンドと、リング周りに配置されたラウンドブリリアントカットのダイヤモンドの違いを楽しめるリングです。婚約指輪にふさわしい豪華さを持った指輪ですが、中央のダイヤをエメラルドカットにすることで、派手すぎず上品なリングに仕上がっています。年齢やファッションを問わず長くつけられるデザインだと言えるでしょう。
ダイヤモンドのジュエリーは、時として輝きが強すぎて、服装やシーンにそぐわないこともあります。しかし、そのような場合でも、エメラルドカットであれば違和感なくつけることができるでしょう。たとえば、和服の場合でも、エメラルドカットのジュエリーなら無理なく合わせられます。和服でハレの場にお出かけする際には、ぜひエメラルドカットのジュエリーを合わせてみてください。また、あまり光りすぎない上品な宝石を求めている方や、大きくても品のある宝石を探している方にもおすすめです。
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