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サファイア・青玉

サファイア

サファイアは和名でも青玉と名のあるとおり、その語源はラテン語やギリシャ語でも青色という意味からきています。

その昔は青い石であればサファイアと呼ばれていました。そのため、古代でサファイアを指す石はラピスラズリであることが多くあります。古代ペルシャでは世界はサファイアの上に成り立ち、空の青色はサファイアの色を反射していると考えられていました。また、モーゼの十戒はサファイアに記されていたなど、伝説にもよく登場する宝石です。

特に仕事運を強くしてくれるサファイアですが、種類や効果、他の石との相性を知り、身につける楽しさを見つけましょう。

サファイアの産地や種類

原産地はアジアが中心だが、人口石も

サファイアの主な原産地はミャンマー、タイ、インドなどのアジアです。その他にもオーストラリアやアメリカ、スリランカやマダガスカルでも採掘される宝石です。

また、人工石を作り出す技術が発展してきて、産地に限らず作り出された人工サファイアが多く出回っています。

真っ赤なコランダム鉱石以外はサファイア

サファイアといえば、青玉という名の通り、ブルーサファイアが一般的によく知られています。濃紺の美しい色であり、色合いによっては「ロイヤルブルー」や「コーンフラワーブルー」と呼ばれるものがあります。

実はサファイアはルビーと同じ鉱物です。コランダムという鉱物グループであり、その中でも真っ赤なものをルビーと呼び、それ以外はサファイアと呼ぶのです。同じ赤色でも薄いものはピンクサファイアになります。

よって、サファイアは青玉という名がついてはいますが、さまざまな色があり、ブルーサファイア以外は「ファンシーサファイア」と呼ばれています。なかには色のない透明色のサファイアも存在します。希少とされる天然のサファイアは、スリランカ産のピンクとオレンジ色の中間色である「パパラチア・サファイア」です。

サファイアの意味や石言葉

サファイアの石言葉は「信頼」「真実」「誠実」「貞操」。ダイヤモンドの次に硬い鉱物であることから、惰性することなく意志を貫き、目的を達成できる力をもたらしてくれる効果があります。身につけていれば積極的にチャンスを掴むことができるようになるので、勝負に強くなったり、カリスマ性を持ったりすることができます。ほかにも災難を遠ざける、夫婦の愛を固く結びつけるなど、力強く効果を発揮してくれる宝石です。

サファイアと相性の良い石

  • 新たな事業で成功を収めたいならルビー

    目標を達成する力が得られ、仕事も成功に導いてくれる組み合わせです。新たに起業するときなど、運を味方に付けたいときにはぴったりです。ただ、災難を退けてくれる力が弱いので、できればターコイズなど厄除けの力を持つ石も同時に組み合わせておきましょう。

  • 仕事で災難が続いたときのお守りはラピスラズリ

    運が悪くてよく災難に合うのであれば、ラピスラズリと組み合わせることでお守り代わりになります。特に仕事でよくトラブルにあう、起業してもうまくいかないなど、成功の妨げになるようなことが多ければ、組み合わせて持っておくとよいでしょう。

  • 仕事と恋愛を両立させたい人にはアクアマリン

    この組み合わせでは、仕事運もですが恋愛運もアップしてくれます。仕事が忙しく恋愛にまで時間が割けないとき、アクアマリンとサファイアを組み合わせて持っていれば、パートナーとのすれ違いを防ぐことができます。

サファイアのお手入れ方法を紹介

硬度が9あるサファイアは、熱や薬品にも強い宝石です。除光液や中性洗剤を使って汚れを落とすことができます。中性洗剤を使う場合は30℃前後のぬるま湯に洗剤を入れ、よく泡立てておきます。サファイアを5分ほどその液に浸したあと、柔らかいブラシで撫でるようにして汚れを浮かしとるのがコツです。汚れを落としたらすすいで拭いておきます。超音波洗浄も使用可能ですが、ひび割れや曇り模様があるようなグレードの低いものには使用できません。割れる可能性があるので、水洗いにしておきましょう。サファイアは退色もしにくく、保管もしやすい宝石です。

サファイアのマメ知識

希少とされるサファイアの種類

サファイアの中でも高級とされるものがいくつかあります。

名称 特徴
コーンフラワー(ヤグルマソウ) 透明感のある深い青色
パパラチア・サファイア ピンクとオレンジの中間色
スターサファイア 交差した光のラインが石の表面に現れる

最高級品であるコーンフラワー、幻と言われているパパラチア・サファイアは産地で枯渇が起きるほどの希少石です。スターサファイアはカボション・カットと言われるドーム型にカットすることで、独特の交差ラインが現われます。

「皇帝の石」としてナポレオンともゆかりのあるサファイア

サファイアにはナポレオンの逸話があります。ナポレオンの時代、サファイアは「皇帝の石」と言われていて、サファイアを手にした人物を皇帝にする力があるとされていました。

ナポレオンにはジョゼフィーヌという妻がいましたが、浮気癖があり次々と愛人を作っていました。そこで、ナポレオンは持っていたサファイアをジョゼフィーヌに与えます。サファイアには「色欲を封じる」という効果があると信じられていたからです。

その後、ジョゼフィーヌは浮気癖がなくなりましたが、今度はナポレオンが浮気を始めました。そしてジョゼフィーヌと別れた後、ナポレオンは衰退していき最後は孤島でその生涯を終えるという憂き目にあっています。もし、サファイアが彼の手元にあれば、ナポレオンは衰退することなく皇帝に君臨し続けたかもしれません。

昔は薬として、現代では実用品として活躍

サファイアはその昔、強壮剤や解熱剤として使われていました。現在は人工サファイアがその透過性や耐熱性を活かし、さまざまな部品の素材として活躍しています。基板や窓材など、精密機器、医療などに活かされており、宝石としての使い道以外でも実用性の高い鉱物です。

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