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コーラル・珊瑚

コーラル

コーラル(珊瑚)は3月の誕生石です。

コーラルには「災いから身を守り、幸福を呼び込む」という意味があります。

名前の由来はギリシア語の「korallion=海の人形」とされており、今から約5億4,000万円前のカンブリア紀には既に生息していたと言われています。紀元前から武器装飾をはじめ、さまざまな装飾品として愛用され、「海の宝石」と呼ばれています。

持つ人を災いから守り幸福をもたらすコーラルの基本情報やその効果、相性の良い石の組み合わせなどをご紹介します。

コーラルの種類や産地

赤やピンクだけではないコーラルの色の種類

コーラルは主に赤・ピンク・白の3色に分けられます。

赤のコーラルには血のように深い真紅の色のものもあり、そういったものは「血赤珊瑚」と呼ばれ、高級品として親しまれています。

他にも青や黒、金色といったさまざまなカラーがあり、神秘的な色のゆらめきを楽しむことができるのもコーラルの魅力のひとつです。

黒味のある赤が強いほど価値がある

血赤珊瑚はその名の通り、血のような濃い赤色で日本近海で採れます。少しオレンジ色に近い赤珊瑚は地中海沿岸、ピンク珊瑚は日本近海、黒や金の珊瑚は西インド諸島、オーストラリア沖合が主な採掘地です。

コーラルの石言葉

コーラルは海のパワーが強く、珊瑚が1mm成長するのに数年はかかることからも生命力や成長の意味もあります。

海が母を象徴することから「我が子に安全と幸福を授ける」とも言われるため、子供のお守りとして親しまれてきました。特にこれから嫁いでいくという娘のために、妊娠や安産を祈願して渡すことも。

コーラルと相性の良い石

  • 安全祈願ならレッドコーラルとラピスラズリ

    さらに仕事運や成功に結びつく運気も高めたい時は、ガーネットやタイガーアイも組み合わせてみると良いでしょう。

  • 恋愛運はピンクコーラルとアメジスト

    色味もピンクと紫とで可愛らしいので、女性の方がアクセサリーに使用するのにもぴったりです。この組み合わせは恋愛成就に最も効果を発揮するでしょう。

  • 家庭円満はホワイトコーラルとローズクォーツ

    この組み合わせには家族の健康を育み、幸せと喜び、そして繁栄をもたらす効果があります。家に笑顔をもたらすとも言われており、古くから災難除けのお守りとしても用いられています。

コーラルのお手入れ方法

コーラルは普段から柔らかい布で拭いておくことで、その艶を保つことができます。細かな彫刻がある場合はブラシで汚れを掃き出してください。ひどい汚れが付いている時は中性洗剤でさっと洗い、よくすすいでからすぐに乾かしてから拭きしましょう。艶が戻らない場合はすでに変質している状態なので、磨き直しや表層を削り取り修復をする必要があります。

コーラルは硬度が3と低いので、とても傷つきやすく衝撃に弱い石です。他の宝石と接触して傷付かないように保管してください。また、熱にも弱い性質なので、保管場所のそばには暖房器具を置かないようにしましょう。

コーラルには「むし孔」という小さな穴や空洞があるので、汗などの水分がそこに入ると成分が溶け出していまいます。水分がついたら必ず柔らかい布で拭き取っておきましょう。化粧品が付いた場合も水分と同様に、すぐにふき取ってください。

コーラルのマメ知識

着色したものやよく似た他の珊瑚もあるので注意

その名の通り鮮やかな赤色をした「レッドコーラル」は人気も高いですが、中には天然ではなくホワイトコーラルを着色したものも多くあります。本物のレッドコーラルを購入したいのであれば、鑑定書付きのものにしたほうが確実です。また、レッドコーラルは貴重なサンゴですが、よく似たサンゴに「イソアカサンゴ」や「スポンジサンゴ」があります。脈状のスジ模様が無い場合はレッドコーラルではない可能性があるので、よく見ておきましょう。

珊瑚には細かい穴が空いていますが、その個性を生かしてジュエリーを製作するので職人の腕が問われる宝石でもあります。加工上、汚れやほこりが穴に入ることを防ぐために樹脂やコーラルのかけらで埋めることもあるので、気になるようでしたらその点も注意して選びましょう。

カラーや形状などで呼び名が違うコーラル

コーラルにはさまざまな呼び名がついています。カラーや模様、産出場所などによって違うコーラルの呼び名をご紹介します。

呼び名 由来や特徴
古渡り(こわたり)珊瑚 かつてイタリアで産出されたコーラルがペルシャ、中国を渡り日本に輸入されてきたことに由来しています。
血赤珊瑚(オックスブラッド) 血の色のように赤黒い色をしたコーラルです。日本産のものは中心に白色の芯があるのが特徴。
虫食い珊瑚 海中で自然に折れて風化し、穴が空いた状態のコーラルです。色褪せも生じていて、独特の風合いのジュエリーになります。
桃色珊瑚(ぼけ) ピンク色のコーラルで、より淡い色あいのものは「本ぼけ」と言い人気があります。本ぼけは別名、「エンゼルスキン(天使の肌)」とも呼ばれています。
黒珊瑚 密度が高いコーラルで、磨くと鉄と見まがうほどのキレイな艶が出ます。
スカッチ 白とピンクのマーブル模様をしたコーラルです。
鹿の子 鹿の子どもの背にあるような、水玉模様があるコーラルです。
山珊瑚 昔ヒマラヤが海だった時にあったコーラルが化石になったものです。化石そのものを着色してアクセサリーや飾りにします。現在市場にある山珊瑚の多くは、海でとれたコーラルの仲間を染色したものです。
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